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英語力ゼロからマレーシア留学 — Foundationプログラムの全活用ガイド

2026-06-01 · 📖 約 8 分 · マレーシア留学,Foundation,ファウンデーション,学費比較,Student Pass
英語力ゼロからマレーシア留学 — Foundationプログラムの全活用ガイド

結論:英語力ゼロでも「段階的進学ルート」があるから大丈夫

マレーシアの私立大学には、英語・学力の両方を1年かけて整えるためのFoundation(ファウンデーション)プログラムが整備されています。日本でいう予備校+語学学校を一体化させたような課程で、修了後はその大学の学部1年次に原則として内部進学できます。

「英語のスコアがないから出願できない」と思っているなら、Foundationはまさにその問題を解決するための入り口です。IELTSやTOEFLを持っていなくても、学校独自の英語テストや面接だけで入学できる学校が多数あります。

この記事では、Foundationの仕組み・期間・学費・Student Pass取得フロー・主要校比較を順に解説します。


Foundationプログラムとは何か:仕組みと目的

Foundationは正式にはFoundation in Arts / Foundation in Science / Foundation in Businessなどのコース名で提供される、1年間(2〜3学期制)の準学士準備課程です。マレーシア資格局(MQA)に登録された正式な学位前プログラムで、修了すれば学士課程への進学資格が得られます。

何を学ぶのか

週20〜25コマ程度の授業があり、日常的に英語で学ぶ環境に置かれます。入学時点の英語は「中学卒業レベル」でも問題ないとする学校が多く、1年後にはIELTS 5.5〜6.0相当の運用力を目標とします。

Foundationと他のプログラムの違い

プログラム期間英語要件(入学時)学費目安(年間)進学先
Foundation1年校内テストのみ可RM 15,000〜35,000内部大学の学部
Diploma2〜2.5年校内テストのみ可RM 12,000〜28,000学部2年次編入
A-Level1.5〜2年IELTS 5.0以上が多いRM 20,000〜45,000国内外の大学
Pre-University (AUSMAT等)1年IELTS 5.0〜5.5RM 25,000〜50,000豪州大学等
表の補足:上記は2024〜2025年度の各校公表ベースの概算です。為替変動(1RM≒33円前後、2025年5月時点)により日本円換算は変わります。

Foundationの最大のメリットは「同じキャンパスで1年過ごしてからそのまま学部に進める」内部進学保証です。A-LevelやAUSMATは汎用性が高い一方、英語要件と学費が高めになります。


主要5校のFoundation比較(2024〜2025年度)

Sunway University

Taylor's University

Asia Pacific University (APU)

HELP University

Monash University Malaysia

注意:学費は登録料・試験料・教材費を含まないケースがあります。各校の最新オファーレター内容で必ず確認してください。

Student Pass(学生ビザ)の取得フロー

マレーシアで1年以上学ぶ場合、Student Pass(学生パス)の取得が必要です。取得はEMGS(Education Malaysia Global Services)システムを経由して行われます。

ステップ別フロー

  1. 学校へ出願・オファーレター受領(所要:1〜3週間)

- パスポートコピー・高校成績証明書・英語スコア(ある場合)を提出

- 入学金の一部(通常RM 3,000〜5,000)を先払い

  1. EMGSへの登録(学校が代行)(所要:3〜6週間)

- 学校がEMGS Online Approval System(OAS)にデータ入力

- 在マレーシア日本大使館経由でeVAL(Electronic Visa Approval Letter)が発行される

  1. 日本でビザ申請(所要:1〜2週間)

- eVALと必要書類(パスポート・証明写真・入学許可書など)を在日マレーシア大使館に提出

- シングルエントリービザを取得して渡航

  1. 入国後:Student Pass申請(所要:渡航後2〜8週間)

- 健康診断(Fomema、費用RM 250〜350前後)

- 入国管理局(Immigration Department)でのステッカー貼付

- パスポートに1年間有効のStudent Passが貼付されて完了

費用の目安(2024年度)

費用項目金額(RM)
EMGS手数料RM 1,060(標準)〜RM 1,560(優先処理)
Fomema健康診断RM 250〜350
ビザ申請料(大使館)RM 100〜200相当
Student Pass更新料(年1回)RM 60〜
2024年にEMGS手数料が改定されています。学校の入学案内に記載の最新金額を必ず確認してください。

Foundation 1年間のリアルなスケジュール感

「1年間でどれだけ英語が伸びるのか」は多くの方が気にするポイントです。実際に日本からFoundationで入学した学生の一般的なパターンを示します。

3学期モデルの場合(例:Sunway / Taylor's)

学期期間主な取り組み
Semester 1(4〜5ヶ月)入学〜12月ごろEAP基礎、語彙・文法強化、キャンパス生活への適応
Semester 2(4ヶ月)1月〜4月ごろアカデミックライティング、プレゼン、専攻基礎科目
Semester 3 / Final(3ヶ月)5月〜7月ごろ総合試験・内部進学審査、学部オリエンテーション準備

1学期目は「授業についていけるか不安」という声が多いですが、同じ境遇の留学生が多いため孤立しにくい環境です。3学期目までにGPA 2.5〜3.0以上を維持すると、多くの学校で希望学部への内部進学が承認されます。


費用と奨学金:実際いくらかかるか

1年間の総費用試算(APUのケース、クアラルンプール在住)

費用カテゴリ年間目安(RM)円換算(1RM=33円)
Foundation学費RM 20,000約66万円
学生寮(月RM 800〜1,200)RM 10,000約33万円
食費・交通費(月RM 600〜800)RM 8,000約26万円
EMGS・ビザ関連RM 1,500約5万円
教材・雑費RM 2,000約7万円
合計RM 41,500約137万円

日本の私立大学1年次費用(学費+生活費で200万円超が一般的)と比較すると、マレーシアFoundationは費用対効果が高い選択肢といえます。

奨学金・学費減免

いずれも募集枠・締切があるため、出願前に各校の奨学金担当窓口へ直接確認することを推奨します。


まとめ:Foundationを最大限活用するための3つのポイント

  1. 入学前に英語を「ゼロ」で諦めない:主要私立のFoundationは校内テストで入学できるため、IELTSがなくても出願できます。むしろFoundation中に英語力を体系的に伸ばす設計になっています。
  1. 学費と進学先のセットで比較する:学費だけ見てAPUを選んでも、進学したい学部がないなら意味がありません。「Foundation→学部→就職・進路」という3〜4年のトータルプランで学校を選んでください。
  1. Student Passのタイムラインを逆算する:EMGSの審査に最長2ヶ月かかる場合があります。「4月入学なら1月中に出願完了」を目安に動くと安心です。

免責事項:本記事の学費・ビザ費用・奨学金情報は2024〜2025年度の公開情報をもとにした参考値です。各校・関係機関の公式発表によって変更されることがあります。渡航・ビザに関する最終判断は、Immigration Department of Malaysia または在日マレーシア大使館の公式情報をご確認ください。

Foundationプログラムの学校選び・出願書類の準備・Student Pass申請サポートについては、Bangga までお気軽にご相談ください。

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